キシリウムエリートとイソパルス

より良いホイールを探している全ての方へ

株式会社マツシマ板橋支店の宮川昂平(みやかわこうへい)と申します。

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ではイソパルスについて「ふわっと」解説します。
「イソパルス」と検索をかけると、何年か前に私が書いた記事が最上位にでてくるかもしれません。詳しい理由はよくわかりませんが・・・。写真がいくつか張ってあるので、予習をかねて目を通していただけるとよいですよ。

大事なことをまず先に。
イソパルスのスポークパターンのマヴィックのホイールは、ライダーから出されたパワー(運動エネルギー)を効率よくリムに伝えることができるので、加速感がとても良くなります。ステンレススポークで作られたホイールの中では他社と一線を画すホイールになります。
イソパルスは見た目で判別できます。マヴィックのリアホイールを見てチェーンやスプロケット(後ろギア)がある方のスポークがラジアル、そうでない方(ディスクブレーキならディスクローターがついている方)がタンジェントになっていればイソパルスのスポークパターンのモデルです。ロードカテゴリーでは、キシリウムエリート以上のキシリウムシリーズやコスミックカーボンの最上位(プロSLモデル)にはイソパルスが使われています。
よくあるホイールは、チェーンやスプロケット(後ろギア)がある方(以下、ドライブサイド・DS・右側などと記載します)をタンジェント。そうでない方(以下、ノンドライブサイド・NDS・左側・ディスクローター側・DRSなどと記載します)をラジアルにすることが圧倒的に多いです。キシリウムのベースモデルもこのスポークパターンです。
では、なぜイソパルスは、左右のスポークパターンを入れ替えたのか。・・・についてですが、公式には左右のスポークテンションバランスを改善。という趣旨の記述になっています。

  • スポークテンション・・・スポークの張力。どれくらいの力でハブとリムが引っ張られているかどうかの指標。リム側でスポークテンションの上限が定められることが多く、ハブ側で上限の指示があったことは・・・ちょっと記憶にありません。

ということで、スポークパターンの差について、過去に検証しています。

ラジアルとタンジェント

右側のスポークをラジアル(仮想DS)、左側をタンジェント(仮想NDS)としています。この状態でホイールのセンターを出すと、左右のスポークテンションに差がでました。ラジアルよりもタンジェントの方がスポークテンションが高くなったという結果です。マヴィックの解説通りということです。これは再現性のある現象なので、気になる方は是非おためしください・・・。

  • 補足1・・・スポークは同じブラントの同じ太さの長さ違いで検証。他ブランド同士で同じ太さの長さ違いでも検証。スポークの靭性の違いで差が出るかもと予想したが、有意な結果は得られなかった。
  • 補足2・・・左右対称のフロントハブで検証。スポークテンションはハブの左右幅の差ではなく、スポークパターンの差によって生じた。

では、スポークテンションを揃えると加速感がよくなるのか?ですが、これは必ずしもそうとは言えません。次回はここを解説します。
イソパルスというスポークパターンにはいろいろな工夫があります。一度に全部は書ききれないので、分けて解説していきます。

大事なことをまとめます。
 ・イソパルスのマヴィックのホイールは、ライダーから出されたパワー(運動エネルギー)を効率よくリムに伝えることができるので、加速感がとてもよい。
 ・スポークパターンが変わると、スポークテンションが変化する。

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