ロードバイクのメンテナンスの頻度(前編~1,000㎞まで)

ロードバイクのメンテナンス

マツシマ板橋支店の宮川でございます。

ロードバイクに乗り始めて、ある程度の距離が走れるようになってきたころ、新車の時はピカピカだったロードバイクはどのような状態になっていますか?

どんな道を、どんな天気の時に、どのくらい走って、どのくらいバイクの掃除をしたかによって大きく差が出てくるところではございますが、「タイヤに空気を入れる以外は何にもしてません!」という過酷な状態では、バイクは泥や砂で汚れ、タイヤは摩耗し、チェーンは黒く粘土のようなものが溜まり、ブレーキレバーやシフトレバーは動きが重くなり、ブレーキパッドが減ってブレーキがかけにくくなり、シフトは正確に動かないところが出てきて、どこからかガタガタ音がするようになっている・・・。
・・・という状態は好ましくありませんので、今回はロードバイクをどの頻度でどのようなメンテナンスを依頼するか、その目安にについてのご案内致します。

目安の一つとして、走行距離を基準にする方法をご案内致します。
条件としては、天気の良い時にしか走らないという前提で、雨の中や路面が濡れている時(ロードバイクに跳ねてくる程度)は走らない。ということでございます。

・250㎞程度まで
乗り始めてすぐの頃です。50㎞のライドを5回。
ハンドルやサドルやその他の部品の固定の確認や、ブレーキやシフトのワイヤーの再調整をご依頼ください。新品のワイヤーは初期段階で「伸び」と呼ばれる、ズレが出る場合があります。変速機がカタカタいうのはこのせいです。(実のところ、伸びているというより縮んでいるという方が正しいような気がします。)
また、この時点でチェーンに塗られていたオイルは黒ずんで機能を失っています。チェーンの洗浄や注油もご依頼ください。
チェーンのメンテナンスは200㎞程度毎にマメに行うことを致します。汚れたチェーンは抵抗の塊です。
もし、バイクに汚れがたまっている場合は合わせてクリーニングをご依頼ください。

この250㎞の項目は初回だけでなく定期的にご依頼して頂くことをおすすめ致します。ワイヤーの「伸び」は初めの頃に出やすいのですけれども、部品の固定確認やチェーンの洗浄や注油、バイクのクリーニングをおろそかにすると、ツケが溜まって思わぬ痛手を被ることがございます。
大事(おおごと)を避ける為に、コマメなメンテンナンスがなにより大事(だいじ)でございます。

・500~1000㎞
ロードバイクという乗り物に大分慣れてくる頃です。
250㎞の項目に加えワイヤーの注油をご依頼ください。最近のロードバイクはワイヤーがフレーム内部に格納されていることが多々ありますので、全てのワイヤーを注油するとなると工程が大掛かりになります。
また、タイヤの点検もこのころにご依頼ください。前回の記事でも書きましたが、深い穴が空いてパンクしかかっているタイヤだったり、タイヤのゴムが摩耗して平らになっていたりしたら、交換をご提案致します。ちなみにタイヤのゴムは劣化が起きやすいので、特に下り坂でスピードを出す方は、同じタイヤを何千キロも使うのはおすすめ致しません。

・もし雨に濡れてしまったら
急な雨でライダーがずぶ濡れになるほど水を被ってしまった場合は、フレームやホイール内部のベアリングの心配をして頂く方が良いと思います。
ヘッドパーツやボトムブラケットのベアリングの状態を確認し、砂が内部に入り込んでいれば交換が必要となります。

後編に続きます。

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