メンテナンスと部品の関連性について

ロードバイクのメンテナンス

マツシマ板橋支店の宮川でございます。

前回は走行距離からメンテナンスのタイミングの目安についてお話致しましたが、今回はロードバイクに取り付けられている部品の関連性を考慮しながら、同時に行いたいメンテナンスについてお話致します。

部品の関連性について
ロードバイクにはたくさんの部品がついていて、それらが連動して加速したり、曲がったり、ギアが切り替わったり、止まったりします。
例えば、加速に必要なものとして例をあげると、フレーム、ブレーキ・シフトレバーブラケット(ブレーキ・シフトレバーのゴムで覆われていて握るところ)ハンドル・ステム、ペダル、クランク、フロントチェーンリング、チェーン、スプロケット、フリーボディ、ハブ、スポーク・ニップル、リム、タイヤ・チューブといったたくさんの(まだ他にも省略した部品がありますが)部品が機能してやっと加速できます。
このような連動して機能することを、ここでは部品に関連性がある。と表現させていただきます。また、関連性にもそれぞれ強弱があり、メンテナンスの時に同時に交換するような部品もあります。

部品の関連性の強弱について
例えば、タイヤを交換するとしましょう。この時、タイヤだけ交換できる場合と他の部品も同時交換になる場合があります。上の例でタイヤの前後にリム、チューブがならんでいますが、この時に交換したいタイヤの幅、チューブの幅とリムの高さに合わせたバルブの長さ、リムの幅という3つの規格を満たす必要があります。こういった場合は、関連性が強いとここでは表現させていただきます。
反対に、関連性が弱い例は、ペダルとクランクでしょうか。ペダルをフラットペダルからビンディングペダルに交換するときにクランクも交換しなければならないということはありません。ネジが壊れているとかは別ですけれども。ネジの規格はロードバイク(クロスバイク、マウンテンバイク)で同じ規格なのでタイヤの時のようなことは考えなくてすみます。

部品の関連性と位置関係
これば目で見てわかることですが、部品同士がどのような位置関係で取り付けられているかを考えいます。
例えば、ハンドルと、ブレーキ・シフトワイヤーと、バーテープです。
これらは3つの部品が重なり合ってバイクに取り付けられているので、ハンドルバーを交換!となると、バーテープのコンディションによって新品に交換しなければならなくなることが多々あります。バーテープを剥がそうとしたときにきれいに剥がれるのか、交換した新しいハンドルとバーテープについたクセを合わせられるか?といった課題です。どちらかというと、新しいバーテープをご提案することが多くなります。

前置きが長くなりましたが、部品の関連性に基づいたメンテナンスのパターンをいくつかご提示させて頂きたいと思います。
時期をそろえて同時に行った方がよいメンテナンスと、単体で進められるメンテナンスだけれども、注意していただきたい点をまとめました。
・タイヤ・チューブ・リムフラップの交換
タイヤが摩耗して交換するときにリムプラップ(リムとチューブの間のシート。リムを一周している)の交換をご提案致します。チューブはパンクによって交換されることが多いので、劣化具合や使い始めてからの期間や距離で判断します。
・ホイールの交換
上のタイヤ・チューブ・リムフラップと関連性が高い部品です。先ほども例を挙げましたが、ホイールを変えようとしたらリム幅やリム高さが変わってタイヤもチューブもリムフラップも交換になることがあります。ブレーキの調整も同時に行うことがほとんどです。
・バーテープの交換、ブレーキ・シフトワイヤーの交換、ハンドル・ステムの交換
こちらも例として挙げましたが、ステムやハンドル、ブレーキ・シフトワイヤーの交換をご検討中の場合は、まとめることをご提案致します。
ハンドルやステムを交換する時に、ブレーキ・シフトワイヤーの長さを変えなければならないことがあるからです。
例外としてバイクを倒してしまったり、摩耗したりしてバーテープがボロボロになっているのであれば、待たずに交換をおすすめ致します。

・チェーンの交換
チェーンは交換がしやすい部品です。もし、ビッグプーリーやクランクやスプロケットの交換をご検討中の場合は、まとめることをご提案致します。
・ブレーキシステムの交換
ブレーキ・シフトレバー、ブレーキキャリパーの交換だけでなく、シフトワイヤー等にも関連性があり、ドライブトレイン(次項)にも関連性があります。
特にリムブレーキのシステムからディスクブレーキのシステムに変更となると、フレーム・ホイールの規格も変更になるので、カスタマイズの計画を丁寧に立てる必要があります。
・ドライブトレインの交換
チェーンやクランク、スプロケット、フロントディレーラー、リアディレーラー等、駆動に関わる部品をドライブトレインと呼びます。これらはギアの歯数等の規格や互換性がありますので、カスタマイズの計画を丁寧に立てる必要があります。
・サドルの交換
特殊な規格が少なく、ほとんどが1つの規格でできていますから交換がしやすい部品です。注意すべきところとしては、サドルバッグやテールライトが取付できなくなることがあります。またポジションに関わる部品なので、フィッターのアドバイスもご参考にして頂くことをおすすめ致します。

部品の関連性から、同時に行うことの多いメンテナンスをご紹介しました。部品の規格や互換性はたくさんありますので、部品の手配は慎重に行わなければなりません。マツシマ板橋支店では、他社購入のロードバイクもメンテナンスのお見積もりを承りますので、お気軽にご相談くださいませ。

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